ウクライナバッジ奉納

上賀茂神社で毎年5月5日に開催される「賀茂競馬(くらべうま)」。
二頭の馬が駆け抜ける馬場を囲う竹の柵を「埒(らち)」と言い、決着がつくまで柵が開かないことから「らちが明かない」という言い回しが出来たそうです。
ところが今年の競馬で、馬が当たって埒が壊れた、つまり「埒が明いた」ことから、どうにも埒が明かないロシアとウクライナの戦争が一日でも早く収まることを祈って、竹工芸専攻の学生たちが、上賀茂神社の埒を使ってバッジを制作しました。



上賀茂神社は、京都でもっとも古い神社であり、雷(いかづち)の御神威により、厄を祓いあらゆる災難を除き給う厄除明神・落雷除・電気産業の守護神として広く信仰されています。

神社では例年5月5日に賀茂競馬(くらべうま)が行われます。
一の鳥居から二の鳥居にかけての真っすぐな参道を、馬出しの桜・見返りの桐・鞭打の桜・勝負の楓を目印に、乗尻(騎手)が馬を走らせます。

この賀茂競馬では、敗者が勝者に苦情を申し立てるのが恒例になっており、その決着がつくまでは「埒」と言われる馬の通用門(柵)が開かないことから、物事が進展しないという「埒が明かない」という言葉の語源となっています。
上賀茂神社は、京都でもっとも古い神社であり、雷(いかづち)の御神威により、厄を祓いあらゆる災難を除き給う厄除明神・落雷除・電気産業の守護神として広く信仰されています。

神社では例年5月5日に賀茂競馬(くらべうま)が行われます。
一の鳥居から二の鳥居にかけての真っすぐな参道を、馬出しの桜・見返りの桐・鞭打の桜・勝負の楓を目印に、乗尻(騎手)が馬を走らせます。

この賀茂競馬では、敗者が勝者に苦情を申し立てるのが恒例になっており、その決着がつくまでは「埒」と言われる馬の通用門(柵)が開かないことから、物事が進展しないという「埒が明かない」という言葉の語源となっています。

今回、この埒を使って作成したのが、ウクライナの国旗を模したバッジです。竹の節を境目に青と黄色に塗り、縦1.5センチ、横2センチほどのバッジに仕上げました。

今回、この埒を使って作成したのが、ウクライナの国旗を模したバッジです。竹の節を境目に青と黄色に塗り、縦1.5センチ、横2センチほどのバッジに仕上げました。


本日は、出来上がったバッジを、上賀茂神社に奉納にやって来ました。
迎えて頂いたのは、上賀茂神社の田中宮司と権禰宜(ごんねぎ)の有川様です。
京都新聞さんにも取材に来て頂きました。

作成したバッジを手に取って、その大きさや厚み、あえて竹の節目を使った色分けなど、たいへん感心しておられました。

この模様は後日、京都新聞の紙面にも掲載される予定です。
本日は、出来上がったバッジを、上賀茂神社に奉納にやって来ました。
迎えて頂いたのは、上賀茂神社の田中宮司と権禰宜(ごんねぎ)の有川様です。
京都新聞さんにも取材に来て頂きました。

作成したバッジを手に取って、その大きさや厚み、あえて竹の節目を使った色分けなど、たいへん感心しておられました。

この模様は後日、京都新聞の紙面にも掲載される予定です。


竹工芸の学生3名と講師の黒田です


ひとつずつ袋に入れて説明書も付けました


手に取ってじっくりとご覧いただいています


京都新聞の記者さんも熱心に取材されていました


神妙な面持ちです


奉納は終始、和やかな雰囲気でした


埒を使ったバッジの他に、京都伝統工芸大学校の地元、京丹波地方のヒノキを使用したバッジも作成。
同神社や京都伝統工芸館などで授与して寄付を集め、京都市を通じてウクライナ キーウ市に送る予定となっております。

一日も早く戦争が終わりますように、心よりお祈り申し上げます。