先日、金属工芸専攻の当て金作り実習が行われていました。
赤くなるまで熱した鉄を叩き、グラインダーやヤスリで成形して鎚起(ついき)で使う道具を作っていきます。
鎚起は薄い金属の板を鎚で打ち起こす技法。金属を熱して軟化させる「焼きなまし」と、鎚で打ち縮める「絞り」を繰り返して少しずつ形を作ります。
鎚と当て金は作品の形状や作業段階に応じて使い分けます。実習室の備品としての当て金もたくさんありますが、やはり自分の作りたい作品に合った当て金は自分で作らなくてはなりません。
この日は晴天に恵まれたことも相まって、とても暑い中で作業が進められました。
水分補給もこまめ行い、先生方の指導のもと無事にやりきることができたようです。皆さんお疲れさまでした!
今回制作した当て金で、学生たちはどんな作品を作ってくれるのか。とても楽しみです!
by A.O
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