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2023年 6月 9日
ヴィラ九条山に滞在中の吹きガラス作家 ジェラルド・ヴァトランさんが、竹工芸専攻の見学の為来校されました。

ヴィラ九条山は、フランスがアジアで保有する唯一のアーティスト・イン・レジデンスです。
1992年の創設以来、数多くのクリエイターや研究者を受け入れられています。

ジェラルドさんは現在、2018年から2019年にかけてパリのケ・ブランリー美術館で開催された「Fendre l'air(空を割く 日本の竹工芸)」点から着想を得たプロジェクトに取り組まれています。
このプロジェクトはご自身のガラス作品と竹を組み合わせ、ガラスと竹という素材のコントラスト・フランスと日本の文化のコントラストを明らかにすることで、程よいバランスを表現し、日仏の文化が交差する地点を示すことが目標とされています。

まだ竹のことを学び始めたばかりというジェラルドさん。本校で竹工芸を専門的に学ぶ学生たちの意見やアイデアがもらえると嬉しいと話されていました。
滞在されているヴィラ九条山のお部屋には、このプロジェクトで制作予定の作品のイメージスケッチや過去制作されたガラス作品が沢山展示されているとのことで、後日先生や学生たちに見学の機会をいただけることとなりました。
by A.O
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