TASK Blog
2023年 4月 13日
和紙工芸専攻 上級生の新年度は材料づくりから始まります。
この日の作業は楮(こうぞ)の皮を水につけて柔らかくし、黒皮を削って洗い、白皮にして干すところまで。
干した後は大鍋で炊いた後、叩いて繊維をほぐして紙素(しそ)と呼ばれる状態にします。

この楮はTASKの卒業証書をはじめ、「今年の漢字」の揮毫に使われる巨大な和紙など様々なプロジェクト制作で使用されます。
そう、実は年末にテレビで見る「今年の漢字」のあの和紙も、本校の和紙工芸専攻の学生達が手漉きで作っているんです!!普段の実習で使うものより6~8倍も大きな漉桁を4人がかりで扱い、息を合わせて制作する様子は圧巻です。その様子もまたお伝えしたいと思います。お楽しみに!!
by A.O
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