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京手描友禅専攻

京手描友禅専攻 イメージ

華麗で緻密な世界観に魅了される、京手描友禅のすべてを学ぶ。

江戸時代初期に活躍した扇子絵師、宮崎友禅斎を祖とする京手描友禅。生地の上に糊を置いて防染する糸目糊置という独自の染色技法や、輪郭や細部の線描写を豊かに表現した模様絵などが特長です。1年次は「染帯」を、2年次は「訪問着」を制作。京手描友禅の技術は、下絵、糊置、引染め、挿友禅など分業制ですが、本校では一連の行程を指導し、デザインスキルを併せ持った業界の担い手を育成します。

最高峰の技術が身につく3つのポイント

  • 京都手描友禅協同組合・京都府の全面的なバックアップのもと、
    一流の職人から指導を受けられる。
  • 下絵から糊置、引染、挿友禅、金彩まで
    すべての制作工程を総合的に学べる。
  • 学内での実習以外にも京都市内の工房で手仕事に触れる。

京都手描友禅協同組合が全面バックアップ!

京手描友禅の全工程を学び、自分の感覚が活かせるものづくり。
新しい時代を切り拓く職人を養成します。

林 實

手描きならではの温かさと希少性で人気を集める京友禅の着物。その制作工程は実に繊細で、高度に分業化された職人の世界でもあります。後継者育成にあたり、これからは総合的にものづくりをプロデュースできる職人の輩出が必要不可欠。若い人の斬新な感覚で呉服業界に刺激を与えるような商品を創造し、ものづくりと消費者を直接結びつける新しい流通のカタチも打ち出していただけることに期待し、応援、アドバイスしてまいります。

林 實
[京都手描友禅協同組合 理事長]

田畑 喜八

手描友禅は、優れた技術と感性によって生み出され、人々に愛され続けています。その工程の大部分は分業で国指定の京友禅伝統工芸士が中心となり活躍しています。京友禅はあらゆるものが題材で、着物や帯、室内装飾品等、人々の生活に輝きと潤いをもたらす魅力を秘めています。その為には日々勉強です。

田畑 喜八
[京都手描友禅協同組合 顧問] [日本伝統工芸士会 会長] [伝統工芸士]

和田 光正

四百年前、江戸初期において慶長、寛永小袖に金銀箔絵装飾(摺箔)が全盛を極めた。秘伝・口伝の時代を経て直感、想像力に高度・産業技術のイノベーションを常に加えながら創造と変化を続けてきた工芸美術品は、今日も人々の心をつかむ本物として残っている。『工芸と美術』『職人と作家』の差はない。楽しく学ぼう!

和田 光正
[京都手描友禅協同組合 顧問] [現代の名工] [伝統工芸士]

課題にチャレンジ! こうして基礎技術が身につきました たくさんの課題の中から3つをピックアップ

  • 下絵

    課題1 下絵 イメージその1 課題1 下絵 イメージその2

    意匠図案にもとづいて下絵を描きます。構図に絵師の鋭い感覚が要求される工程です。

    水で洗うと落ちる「青花液」を使います。つゆ草など天然ものと化学合成のものがあります。

  • 糊置

    課題1 糊置 イメージその1 課題1 糊置 イメージその2

    染料がにじまないよう、下絵に沿って糸目糊を置いていきます。絞り出すように糊を引きます。

    約束事をすべて心得、下絵の良さを引き出し、不十分なところを補える絵心と力量が必要です。

  • 挿友禅

    課題1 挿友禅 イメージその1 課題1 挿友禅 イメージその2

    薄い色から濃い色へ。筆と刷毛を駆使して、糸目防染された模様の部分に色を挿していきます。

  • 金彩

    課題1 金彩 イメージその1 課題1 金彩 イメージその2

    金・銀の箔を用いた豪華な装飾。金くくりや押し箔、切箔、摺箔、砂子などの繊細な技術で京友禅ならではの美しさを表現します。

学びのPOINT

1・2年次にそれぞれ、
京都市内の専用工房で実習を行います。

生地を張り、刷毛引きで染色する引染という作業工程。端縫い、引張、地入れ、引染、蒸し、水洗、乾燥、検査までを実際の工房で実習を行います。

工房

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