HOME > 学科・コース > 11種の専攻 > 木工芸専攻

木工芸専攻

木工芸専攻 イメージ

美しく細やかな京指物の技で生み出す、
家具やインテリア。

釘などを一切使わない指物の技が基本。ホゾと呼ばれる凸凹をつくり、それを組み合わせて板と板を接合します。1・2年次では、細やかな技が必要なさまざまな課題に取り組みながら、徐々にレベルアップ。2年次後半から3年次以降は京指物を中心に20種類以上もあるという組み手を使い分け、自由制作に挑戦する応用段階へ。木工家具・インテリアなど、学生の志向に合わせた個別指導も行います。

最高峰の技術が身につく3つのポイント

  • 京指物の組み手の1つである「蟻組(ありぐみ)」など、
    細やかな技を習得できる。
  • 鋸(のこぎり)、鉋(かんな)、鑿(のみ)などの手道具を使い、
    手作業の技術を基礎から学べる。
  • 木材の調達、製材、デザイン、組立て、
    漆仕上げまでの工程を一貫して学ぶ。

細やかな組み手や手加工の技もまずは刃物の研ぎ方から始まります。基本を学ぶからこそ将来に生きてきます。

細やかな組み手や手加工の技も
まずは刃物の研ぎ方から始まります。
基本を学ぶからこそ将来に活きてきます。

ほかでは決して教えてもらえないような最高峰の技の数々。ここでは惜しげもなく披露され、基礎からの指導で身につけることができます。木の魅力を活かしながら、自分の好きな世界観を構築できるのが木工芸の魅力です。どんどん新しい作品に挑戦してください。

上田 功 教授

  • 木工芸専攻

課題にチャレンジ! こうして基礎技術が身につきました たくさんの課題の中から3つをピックアップ

在校生VOICE

在校生画像

TASKで学んだ指物の基礎を大切にして腕を磨き、「粋」を表現できる指物師に。

課題をひと通り終えてから座卓を作りました。大きな板にカンナをかけて平面にする作業では、完成の木目を想定して削るのが難しく、改めてTASKで学んだ道具の手入れや木の扱い方の大切さを感じました。将来は江戸指物師に弟子入りし「粋」な江戸指物を作れる職人となって活躍したいです。

山内 尊さん
■木工芸専攻2年生 (工芸士3級)
■北海道おといねっぷ美術工芸高校 (北海道) 出身

  • 組み手

    課題1 組み手 イメージその2

    指物の技術でよく使われる組接ぎや留接ぎ、相欠接ぎ、ホゾ接ぎなど、代表的な組み手の基礎を身につけていきます。

    隙間なく、ピッタリ削るのが難しいので、刃物の研ぎ方も重要です。ものづくりにおいて、道具の手入れや仕込みの大切さも一緒に学びました。

    課題1 組み手 イメージその1

  • 甲盛蓋箱

    課題2 甲盛蓋箱 イメージその2

    組み手の技を使って、小箱を制作します。甲盛という、箱の蓋の上を盛り上げる技術も身につけます。蓋の内側もそのカーブに合わせて削っていくのがポイントです。

    3 面をつなげるので、より高度に。蓋のはまり具合にも気を配ります。最後に塗装する漆で木が広がる分も計算してつくります。

    課題2 甲盛蓋箱 イメージその1

  • 引き出し

    課題3 引き出し イメージその2

    木と木の合わせ目に隙間がなく、スーッと入っていく精度の高さがポイント。縦横はもちろん、奥行きまでぴったり合うように調整してつくります。

    引き出しの素材は柔らかい桐を使うので、余計に神経を使います。また、引き出しの底に空気の逃げ道を作ってあげることで、より開閉がスムーズになります。

    課題3 引き出し イメージその1

  • 卒業・修了制作

    課題4 卒業・修了制作 イメージその2

    幅の広い板からまっすぐの平面を出すのはとても難しいこと。だからこそ、挑戦しようと思い「文机」を卒業制作としました。引き出しをつけて実用性の高い作品に。

    足部分は「照り」と呼ばれる、反った造りに仕上げました。エレガントな雰囲気ですが、安定感もあります。

    課題4 卒業・修了制作 イメージその1

    京都伝統工芸大学校奨励賞
    「玄圃梨拭漆文机 島桑小箪笥」
    H480×W1100×D405(mm)

学生作品

  • 木工芸専攻 学生作品1

    京都府教育委員会教育長賞
    「杉拭漆飾棚」
    H1500×W750×D350(mm)
    森島 章人 [4年生](工芸士2級)
    莵道高校(京都府)出身

  • 木工芸専攻 学生作品2

    一般財団法人
    京都伝統工芸産業支援センター理事長賞
    「想 到」
    H390×W1200×D450(mm)
    辰巳 敏之 [3年生](工芸士3級)
    追手門学院高校(大阪府)出身

スマートフォンサイトはこちら