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木工芸専攻

木工芸専攻

実習の概要

美しい木目と繊細な技の結晶、京指物の技を基本に。

木工芸

本校の木工芸専攻は、京指物の技法を基本としています。その特徴は釘などを一切使わず、ほぞと呼ばれる凸凹をつくり、それを組み合わせることで板と板を接合する「組み手」や「蟻」と呼ばれる技。1・2年次の学習では、そんな緻密な技の基礎を、額縁、小箱、引き出しなど、徐々に難易度を増す課題に取り組みながら身につけていきます。2年次後半からは20種類以上もあるという組み手を使い分けながら自由制作を行う応用の段階。伝統工芸として京指物を追求したい学生はもちろん、木工家具・インテリアの制作や、アーティストを志す学生など、それぞれの志向に合わせた個別指導も行い、プロフェッショナルな技を修得します。

実習のポイント

確かな基礎を身につけるほど、自由に感性を磨ける。

木工芸

継ぎ目はどこにも見えない、釘を打った跡もない。京指物の技は、はじめてみる人ならきっと驚かずにはいられないだろうというものです。ミリでは単位が大きすぎるほどの繊細さが必要とされる組み手は、例えば仕上げに塗る漆で木がわずかに広がる分も計算されています。そんな伝統のすぐれた技を駆使しながら、新しい個性的な作品制作にチャレンジする学生が多いのも本専攻の特長。受け継がれる伝統工芸の技や精神、その基礎を理解していれば、その上に個人の自由な感性を描くことも自由になります。様々なものに目や耳を向け、また多くの学生と意見や主張を交わし刺激を与え合って、作品づくりに取り組んでみてください。

生徒インタビュー
片江 圭介さん

木工芸専攻2年生 片江 圭介さん|東洋大学工学部出身

人間に近いスケールのものづくりをするために。
大学では建築を学んでいましたが人間に近いスケールのものづくりがしたくて、2年間木工芸を学ぶためにTASKに入学。思っていた以上に細かい部分にまでこだわるところが、たいへんだけどおもしろいですね。学校は静かでものづくりに集中できますし、京都市内に出れば多くの伝統工芸を見ることができる恵まれた環境です。

先生からのメッセージ
内藤 政一先生

講師|内藤 政一 先生
伝統工芸士

この学校で基本をしっかり習得すれば、必ず応用できます。伝統工芸の精神を若い人なりに理解した上で、どんどん新しいものに挑戦して欲しいですね。

今堀 芳夫先生

講師|今堀 芳夫 先生
伝統工芸士 京の名士 現代の名工

良いものとは何なのか、どうしたら上手くなるのかを常に「自問自答」することが大切です。それができる人は、いろいろなことを次々に吸収していきますよ。

学生作品

イタリア出展
「-陰翳礼讃-(杉連子造手提げ行灯)」
H156xW650xD150

片江 圭介
東洋大学出身

学生作品画像