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和紙工芸専攻

和紙工芸専攻 イメージ

素材づくりから、紙漉(かみす)きや加工まで。
すべてを学び、作品づくりに活かす。

「日本の手漉和紙技術」についてユネスコ無形文化遺産に登録されるなど、世界からも注目される和紙。本校では、京都府の無形文化財「黒谷和紙」の技法が基本。黒谷和紙の里・綾部市にある「和紙工芸研修センター」で、原料づくりからスタート。楮(こうぞ)という種類の木を育て、その木の皮を削り、煮て、繊維をたたきつぶして水に溶かし紙漉きの原料を作ることからはじめ、1年次は「紙漉き」の基礎を反復練習で身につけます。2年次以降はもみや染めなど和紙を加工した作品制作に取り組みます。

最高峰の技術が身につく3つのポイント

  • 素材づくりから紙漉き、加工まで、
    和紙のすべてを学べる。
  • 800年続く京都府の無形文化財で
    ある黒谷和紙の技法を学ぶ。
  • イタリア・フランスからも評価が高い、
    黒谷和紙の本場である綾部市(京都府)の専用実習室で学ぶ。

今、見直される和紙の素晴らしさ。原点となる紙漉きの技術を学び、和紙の魅力を広く発信してください。

まずは原料作りからスタート。
今、見直される和紙の魅力を一緒に楽しく学んでいきましょう。

伝統的な和紙の原点を素材作りから学んでみませんか。紙漉きから多彩な加工技術まで、基本的な技術を身につけることができます。みなさんの自由な発想や個性をのびのびと活かし、今、あらためて見直される和紙の魅力や可能性を広げていってください。

林 伸次 教授(京もの認定工芸士)

  • 和紙工芸専攻

課題にチャレンジ! こうして基礎技術が身につきました たくさんの課題の中から3つをピックアップ

在校生VOICE

福井 安海

素材作りから紙漉きの技術まで学べる和紙工芸。
加工もできて自由に何でも作れるところが和紙の魅力です。

高校生のとき紙に興味を持ち、紙漉きを学びたくてTASKへ。紙漉きをしているうちに紙を作るために必要な厚みの重さがわかるようになり、だんだんと綺麗に紙を漉くことができるようになりました。将来は、自分で漉いた紙で身近に使えるものを作り、和紙の可能性と魅力を伝えられる職人になりたいです。

福井 安海さん
■和紙工芸専攻2年生 (工芸士3級)
■工芸高校 (大阪府) 出身

  • 原料づくり

    課題1 原料づくり イメージその2

    黒谷の和紙は主に楮を使います。木の皮を削り、大釜の湯に白皮にした楮の束を入れて煮ます。

    繊維を叩きつぶして水に溶かした中に、「とろろあおい」から抽出した粘りの強い液体を混ぜ入れて、紙漉きの原料の準備完了。私は最後にちっちゃいゴミを拾う作業が好きです。

    課題1 原料づくり イメージその1

  • 紙漉き

    課題2 紙漉き イメージその2

    「簀桁」という道具を使って原料をくみ取り、繊維がよくからまるよう四方にゆすります。

    なるべく厚みが均一になるように漉くのがポイント。厚さのムラがないほうが加工がしやすいからです。水は冷たいですが、手間をかけるほど愛着がわきます。

    課題2 紙漉き イメージその1

  • 和紙加工

    課題3 和紙加工 イメージその2

    手提げ袋やブックカバー、カード入れなど。和紙の強さと美しさを活かした多種多様な作品づくりができます。

    和紙の持つ温かみが、作品に豊かな表情を与えてくれます。柔軟性も和紙工芸の特長であり、魅力です。特殊なのりを表面に塗って、毛羽立ちを抑えることで、より表面がなめらかになります。

    課題3 和紙加工 イメージその1

  • 卒業・修了制作

    課題4 卒業・修了制作 イメージその2

    和紙の柔軟性や用途の広さを知ってもらいたいと思い、誰もが子どもの頃に使ったことのあるランドセルを卒業制作に選びました。

    ランドセルの蓋を閉じる金具以外はすべて和紙で作ります。普通のランドセルを作る工程と同じように、パーツごとに塗ったり貼ったりして形にしていきました。

    課題4 卒業・修了制作 イメージその1

    「ランドセル」
    H300×W250×D200(mm)

学生作品

  • 和紙工芸専攻 学生作品2

    京都伝統工芸協議会会長賞
    「錦鯉」
    H1800×W910×D715(mm)
    菊地 悠 [2年生](工芸士3級)
    神奈川工業高校(神奈川県)出身

  • 和紙工芸専攻 学生作品1

    イタリア出展
    黒谷和紙協同組合理事長賞
    「切り絵“鮮花”」
    H797×W502×D20(mm)
    佐脇 透湖 [2年生](工芸士3級)
    御影高校(兵庫県)出身

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