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仏像彫刻専攻

仏像彫刻専攻

実習の概要

その美しい表情に込められた技、そして精神を学ぶ。

仏像彫刻

すぐれた工芸品であると同時に、長い歴史の中で信仰の対象として絶えず磨かれてきた京仏壇・京仏具。中でも仏像はその中心に位置し、人々の敬けんな思いを一身に受け止める存在です。実習授業は他の専攻と同様に、基礎から段階的に学習。手板への紋様彫りに始まって、自分の手、そして仏頭と、徐々に技法をレベルアップさせる課題に段階的に取り組みます。2年次後半から始まる自由制作は、学生が各自で彫刻したい仏像を決め、技法的にもより高度なものとなる応用段階。技術はもちろん、総合工芸である仏具工芸のつくり手として姿勢や、長い歴史で培われた精神などをトータルに学び、身につけていきます。

実習のポイント

技術だけでなく、ものづくりに向かう気持ちも大切。

仏像彫刻

現代でも、まだ若い人も少なからずその美しい表情や佇まいに心ひかれる。その事実こそが、仏像の魅力、そして奥深さでしょう。ただし立体を彫るというのは、多くの学生が想像以上に難しいと声をそろえるところであり、「下書きはするけど、彫ればなくなってしまうし、やり直しがきかない怖さがある」など、頭の中に立体をイメージできるようになるまではとにかく練習。また「彫った部分を見れば、その時にどういう気持ちだったかがわかる」という学生もいるように、ものづくりに向かう姿勢や精神も大切。技だけを求めるのではなく、人間として成長することをテーマに取り組めば、先生の立ち居振る舞いから、きっと多くのことを学べるはずです。

生徒インタビュー
青木 良太さん

仏像彫刻専攻3年生 青木 良太さん|米沢工業高校(山形県)出身

職人としての姿勢や礼儀を学べたことに感謝。
4年間建築会社で設計の仕事をしていましたが、細かい作業が好きで仏像彫刻を学ぶことに。入学して3年、職人としての礼儀、ものづくりへの姿勢を学べたことに感謝の気持ちでいっぱいです。ひとつの仏像を完成すると大きな達成感があります。やる気次第でどんどん成長できると思うので、自分の可能性を追求していきたいですね。

先生からのメッセージ
先生画像

教授|須藤 光昭 先生
伝統工芸士、京の名工

授業の中で彫ることに加え、気持ちや人間性の大切さを何度も学生に教えます。気配りができ正直にコツコツと取り組む学生は、必ず伸びていきますよ。

学生作品

京都市長賞
「地蔵菩薩立像」
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青木 良太(3年生)
米沢工業高校(山形県)出身

学生作品画像