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竹工芸専攻 BAMBOO CRAFT

暮らしに身近な竹工芸を洗練された技と感性で創作する。

弾力に富み、強度があり、乾湿にも強い竹。日本でも古くから利用されてきた素材で、バッグやファッションなどに応用できる竹の可能性は無限大。竹を細く割り、それを編んでカゴなどを作る「編組」、竹そのものの造形や肌合いを活かして制作する「丸竹加工」という2つの技法両方を学べるのは全国でも本校だけ。1・2年次は、これらを並行して学び、3年次以降は各自のアイデア・発想で制作する自由制作に進みます。2つの技法を学べるので就職先の幅が広がります。

竹工芸専攻

最高峰の技術が身につく3つのPOINT

1 六ツ目編み、麻編み、網代編みなど、多種多彩な「編組」の技術を習得。

2 素材の形を活かす「丸竹加工」では、花器や茶道具、竹垣などを制作。

3 校内の演習林での実地研修を行い、素材の特性を知る。

目指せる主な職種

竹工芸作家 / 竹細工職人 / 竹材加工 / 雑貨デザイナー / 照明デザイナー /
体験教室インストラクター / 支援学校講師 / 技術指導員 / 学校教員 など

課題にチャレンジ!

こうして基礎技術が身につきました。

  • 課題1
    六ツ目編かご

    竹を編み上げてカゴなどを作る「編組」は材料作りからスタート。むらなく剥ぐことが大切です。

    六ツ目編かご
  • 六ツ目編かご
  • 課題2
    網代バッグ

    高度な編みの手法。作り手の感覚を活かしながら、いろいろな編み方を組み合わせて作品を作ります。

    網代バッグ
  • 網代バッグ
  • 課題3
    花かご

    網代底から立ち上げ、松葉編み、縄目編みなど習得した編み方を駆使。ささら縁でなめらかな曲線に。

    花かご
  • 花かご

卒業・修了制作
京都竹材商業協同組合賞「灯りに棲む妖麗」

「灯りに棲む妖麗」
  • 黑木 咲音
    竹工芸専攻(工芸士3級)
    豊島高校(大阪府)出身


    とある作品を目にしてから、縁(ふち)を波のようにうねらせた作品が作ってみたいと思い、今回の制作に至りました。

    縁が波のようにうねるイメージをすると、頭の中では金魚鉢が連想され、ランプを点けると驚きと遊び心のある作品になっているかと思います。

「灯りに棲む妖麗」
  • 黑木 咲音
    竹工芸専攻(工芸士3級)
    豊島高校(大阪府)出身


    とある作品を目にしてから、縁(ふち)を波のようにうねらせた作品が作ってみたいと思い、今回の制作に至りました。

    縁が波のようにうねるイメージをすると、頭の中では金魚鉢が連想され、ランプを点けると驚きと遊び心のある作品になっているかと思います。

在校生VOICE


使うシーンをイメージしながら自分なりのスタイルで数々の作品を制作します。

在校生VOICE

まずは材料作りである竹を割るところからはじめる竹工芸は、ひとつの作品において、より多くの工程に関わるので、自分の手で作っているという実感があります。コツをつかむまでは難しいのですが、慣れてくると編むスピードも早くなり、編み進めるごとに、形になっていくのはとても楽しいです。制作中はいつも使っているところを想像しながらワクワクして進めていました。課題の合間を利用して、作りたいと思ったものは何でも制作し、それが良い練習となって、作品を短時間で完成させられるようになりました。竹工芸は材料も手に入りやすく、スペースも取らずにどこでもできるので、卒業後もずっと続けていきたいです。

竹林 亜侑美工芸コース4年生(工芸士3級)/ 市立川崎高校(神奈川県)出身
  • 課題1
    花器

    花器などの筒物は小刀の切れ味が大切。シンプルすぎて隠せないので、寸法や形も丁寧に確認します。

    花器
  • 花器
  • 課題2
    竹垣

    竹を割り、曲げるなど力がいる竹垣。通称「男結び」や「花結び」でゆるみがなく、美しく結びます。

    竹垣
  • 竹垣
  • 課題3
    香合

    竹の根っこの部分を削って作る「合わせ物」。ピッタリと合うようにしっかり削り、漆を塗って仕上げます。

    香合
  • 香合

教授・講師からのメッセージ

  • 竹という素材の特長を深く理解。正しい道具の使い方と基本を身につけながら、ものづくりの楽しさを追求しましょう。

    竹の編み方はおよそ100種類。学校ではその中から基本的な編み方を教えます。編み目が揃った竹工芸は見た目にも、そして形としても美しく、存在感があります。いろいろな編み方を覚えて、自分の引き出しを増やしておけば、新しいものを作る時に必ずそれが生きてきます。演習では一本の竹を割る材料作りからはじめていきます。どのくらいの竹幅や厚みが必要なのかを判断する感覚やセンスも身につけて、本格的な工芸士をめざしてください。

  • 石田 正一 教授(京の名工) 石田 正一 教授(京の名工)

学生作品 イタリア出展
京都竹材商業協同組合理事長賞
「連続桝網代編茶籠」H170×W200×D165(mm)神内 麻友子 / 香川中央高校(香川県)出身

学生作品