陶芸専攻 穴窯実習 2023
府民の森ひよしにて 総集編


― 窯詰め ―

TASKの穴窯は、京都府と南丹市の支援を受け、工藤先生と当時の学生達によって、府民の森ひよしにつくられました。

2015年に作業が始まり、1年後の2016年2月に完成。その年に第1回目の窯焚きが行われました。
その後も毎年窯焚きが行われ、焚き方のノウハウが蓄積されており、今年で8回目の窯焚きとなります。

TASKの穴窯は、京都府と南丹市の支援を受け、工藤先生と当時の学生達によって、府民の森ひよしにつくられました。

2015年に作業が始まり、1年後の2016年2月に完成。その年に第1回目の窯焚きが行われました。
その後も毎年窯焚きが行われ、焚き方のノウハウが蓄積されており、今年で8回目の窯焚きとなります。


2月24日は主に1・2年生の作品の窯詰め、25日は主に3・4年生の作品の窯詰めを行いました。

作品を府民の森ひよしへ運び、窯詰め前の準備を行い、いよいよ窯詰めが始まります。

2月24日は主に1・2年生の作品の窯詰め、25日は主に3・4年生の作品の窯詰めを行いました。

作品を府民の森ひよしへ運び、窯詰め前の準備を行い、いよいよ窯詰めが始まります。




焼成中、高温で溶けて釉薬となる灰で作品が固着しないように、童仙傍の粘土を小さく丸めて作品の底や蓋との隙間に木工用ボンドで接着。
接着し終えた作品から順に、同じ高さのものをまとめて無駄なく窯に詰めていきます。


焼成中、高温で溶けて釉薬となる灰で作品が固着しないように、童仙傍の粘土を小さく丸めて作品の底や蓋との隙間に木工用ボンドで接着。
接着し終えた作品から順に、同じ高さのものをまとめて無駄なく窯に詰めていきます。

― 窯焚き ―


窯詰めを終えた翌日の2月26日に、穴窯の火入れが行われました。
窯がうまくいくよう、神様にお祈りをして点火!

窯詰めを終えた翌日の2月26日に、穴窯の火入れが行われました。
窯がうまくいくよう、神様にお祈りをして点火!


ここから3月1日までの4日間、昼夜絶えず交代で火を焚きます。
蓋の開け閉めと薪くべを二人で分担し、徐々に温度を上げていきます。
最終日には1270℃まで温度を上げることができました。



28日夜。1131℃まで上がっており、窯の周りは熱気に包まれていました。


薪がよく燃えるように、窯の周りで乾燥させています。


― 窯出し ―


窯焚きが終了し、ゆっくり窯を冷ますこと1週間。
3月8日にいよいよ窯出しの時が来ました。
今年の出来はどうか、期待と不安が入り混じる瞬間です。

塞いだ壁を慎重に叩き、レンガを取っていきます。

窯焚きが終了し、ゆっくり窯を冷ますこと1週間。
3月8日にいよいよ窯出しの時が来ました。
今年の出来はどうか、期待と不安が入り混じる瞬間です。

塞いだ壁を慎重に叩き、レンガを取っていきます。


レンガが取り除かれました。中をのぞくと見事に焼成された作品がずらりと並んでいます。目立った割れは無いようで一安心。

これから皆で協力して作品を取り出します。二列に並び、バケツリレーのようにして次々と作品を運び出していきます。
これから皆で協力して作品を取り出します。二列に並び、バケツリレーのようにして次々と作品を運び出していきます。


焼き上がりは上々!
作品に使用された土の種類や釉薬の有無、火の当たり方によって様々な表情の作品ができました。

焼き上がりは上々!
作品に使用された土の種類や釉薬の有無、火の当たり方によって様々な表情の作品ができました。



昨年よりも窯の温度が上がり、今年も穴窯実習は大成功を収めました。
来年の穴窯実習も楽しみですね。参加された皆さん、本当にお疲れさまでした。