ヴァン クリーフ&アーペル デザインスカラーシップ2022
本校では、昨年に引き続きVan Cleef & Arpelsとの産学連携プロジェクト「ヴァン クリーフ&アーペル デザインスカラーシップ 2022」を行っています。
9月8日(木)、本プロジェクトにエントリーした学生たちの作品の選考を行う審査会を開催しました。
Van Cleef & Arpelsは、1906年にパリ・ヴァンドーム広場で創業したハイジュエリーメゾンで、創業以来、最高品質のジュエリーと時計を制作し、専門技術の開発、継承に取り組まれています。メゾンの職人達の卓越した技術を礎に、最も厳しい基準により選ばれた宝石と、幸せなストーリーを語るデザイン性により、他と一線を画すメゾンの夢のような、そして魔法のような世界観を表現する作品を創り出されています。
このヴァン クリーフ&アーペル デザインスカラーシップは、伝統工芸の技と知識の発展と次世代の職人・クリエイター支援を目的に、昨年度より設立されました。募集は本校の3、4年生を対象に、優れた卒業・修了制作企画案を提案した個人またはグループに授与され、卒業・修了制作資金の補助となる奨励金が支給(贈与)されます。尚、本賞は、芸術的品質の高さ及び革新性・独自性の高い作品を評価するものであり、その制作の最終段階を支援することを目的としています。
応募作品 全16点から、以下の6作品が選出されました。
ガラパゴスゾウガメの彫刻
山本周・増田善也(仏像彫刻・木彫刻専攻)
ガラパゴスゾウガメの彫刻
山本周・増田善也(仏像彫刻・木彫刻専攻)
今回は16点の応募がありました。
応募していただいた学生の皆さん、素晴らしいプレゼンをありがとうございます。
その中から6点が選出され、奨励金が支給(贈与)されます。
それらの中で、「ガラパゴスゾウガメの彫刻」は、当初40cmほどの大きさが予定されていましたが、審査員の皆さんから「原寸大で作ってほしい」という強い期待があり、それについては提案者の山本くん、増田くん両名共に大いに意欲を示しておられました。
選出された皆さん、おめでとうございます。
また、惜しくも選外となってしまった提案も、完成した作品の姿をぜひ見たいと思います。
選出作品及び卒業・修了制作として発表された作品は、来年2月の卒業・修了制作展で展示されます。
作品の完成が今から楽しみです!皆さん、制作がんばってくださいね!