第49回 日本伝統工芸近畿展にて、本校の卒業生及び講師の先生方が入賞・入選されました。
皆様、この度は本当におめでとうございます。
大阪府教育委員会賞に入賞された
木工芸専攻7期生 甲斐 幸太郎さんにインタビューをさせていただきました。
今回の作品のモチーフは、植物の大きな葉です。
南国の植物の大きな葉に甲斐さんは魅力を感じられているとのことで、葉の上に料理が盛り付けられているような感じを表現してみたいと思い、この作品を制作されました。
制作の中で特に難しかったのが、葉脈を表現した稜線の彫刻とのこと。
拭き漆の艶が上品に仕上がるよう、精巧に彫られています。
また、全体の寸法や形には特に気を遣われています。
作品は形がすべてと話されており、鉛筆で描いた線の内側・外側のようなわずかな差まで注意を払って制作されてきました。
そして現在は、秋に開催される予定の日本伝統工芸展(本展)に向けて、
今回の作品の改良作を制作されています。新しい作品の発表が今から楽しみです。
これからの制作としては、美術品ではなく普段使いの「うつわ」でも、多くの人に「使いたいな」と思ってもらえるような、魅力ある作品づくりを続けていきたいと話されていました。
大阪府教育委員会賞に入賞された
木工芸専攻7期生 甲斐 幸太郎さんにインタビューをさせていただきました。
今回の作品のモチーフは、植物の大きな葉です。
南国の植物の大きな葉に甲斐さんは魅力を感じられているとのことで、葉の上に料理が盛り付けられているような感じを表現してみたいと思い、この作品を制作されました。
制作の中で特に難しかったのが、葉脈を表現した稜線の彫刻とのこと。
拭き漆の艶が上品に仕上がるよう、精巧に彫られています。
また、全体の寸法や形には特に気を遣われています。
作品は形がすべてと話されており、鉛筆で描いた線の内側・外側のようなわずかな差まで注意を払って制作されてきました。
そして現在は、秋に開催される予定の日本伝統工芸展(本展)に向けて、
今回の作品の改良作を制作されています。新しい作品の発表が今から楽しみです。
これからの制作としては、美術品ではなく普段使いの「うつわ」でも、多くの人に「使いたいな」と思ってもらえるような、魅力ある作品づくりを続けていきたいと話されていました。
第49回 日本伝統工芸近畿展にて入賞・入選された作者、作品のご紹介です。
黄檗拭漆稜線皿
木工芸 7期生 甲斐 幸太郎