京都伝統工芸大学校の道路をはさんだすぐ向かいには、学校所有の山林があって、その一部が竹林になっています。
竹林は、竹工芸専攻の先生や学生たちが、作品作りに使うための竹を取るために、代々、守り育ててきました。
その竹林が、先日の台風21号の強風でかなりのダメージを負ってしまったというのです。
今回は、そんな傷んだ竹の伐採と、そして可能ならば作品に使えそうなものを収穫することを目的としまして、竹工芸専攻の3年生と1年生たちが集って竹林に入ります。
京都伝統工芸大学校の道路をはさんだすぐ向かいには、学校所有の山林があって、その一部が竹林になっています。
竹林は、竹工芸専攻の先生や学生たちが、作品作りに使うための竹を取るために、代々、守り育ててきました。
その竹林が、先日の台風21号の強風でかなりのダメージを負ってしまったというのです。
今回は、そんな傷んだ竹の伐採と、そして可能ならば作品に使えそうなものを収穫することを目的としまして、竹工芸専攻の3年生と1年生たちが集って竹林に入ります。
縦に裂けてしまったものや、折れてはいないけれど根本から引き抜かれたように傾いている竹も目立ちます。
そういった竹をそのままにしておくと、必要以上に風でゆらいで他の竹にぶつかって傷をつけてしまったり、寄りかかったまま朽ちてしまって、元気な竹にまでダメージ及んでしまうのだそうです。
傷んだ竹を伐採し、作品に使えそうなものは持ち帰り、そうでないものは、きれいに朽ちていくように枝を払ってきちんとまとめておく。
今回はそんな実習授業となります。
縦に裂けてしまったものや、折れてはいないけれど根本から引き抜かれたように傾いている竹も目立ちます。
そういった竹をそのままにしておくと、必要以上に風でゆらいで他の竹にぶつかって傷をつけてしまったり、寄りかかったまま朽ちてしまって、元気な竹にまでダメージ及んでしまうのだそうです。
傷んだ竹を伐採し、作品に使えそうなものは持ち帰り、そうでないものは、きれいに朽ちていくように枝を払ってきちんとまとめておく。
今回はそんな実習授業となります。
竹工芸の泉先生がどこやらへ電話をしていたと思ったら、今度は、小山田先生率いる金属工芸専攻の学生たちが、大挙して駆けつけてきました。
台風でたくさん落ちた杉の葉っぱを拾いに来たという事で、なんでも、金属工芸作品をその杉の葉の煙でいぶすと、なんとも良い風合いにコーティングされるのだそうです。
伝統工芸というのは、こんな風に自然と深くかかわりあっているのですね。そして京都伝統工芸大学校の森は、壮大な学びの場として、たくさんの学生たちを育んでいるのでした。
竹工芸の泉先生がどこやらへ電話をしていたと思ったら、今度は、小山田先生率いる金属工芸専攻の学生たちが、大挙して駆けつけてきました。
台風でたくさん落ちた杉の葉っぱを拾いに来たという事で、なんでも、金属工芸作品をその杉の葉の煙でいぶすと、なんとも良い風合いにコーティングされるのだそうです。
伝統工芸というのは、こんな風に自然と深くかかわりあっているのですね。そして京都伝統工芸大学校の森は、壮大な学びの場として、たくさんの学生たちを育んでいるのでした。