陶芸専攻 特別授業
楽焼実習


11月10日(水)、陶芸専攻の特別授業「楽焼実習」が、校内にて行われました。

楽焼は、電気窯やガス窯等で焼成する作品づくりとは異なり、独特な焼き方で作品を焼成します。

楽焼実習はまず窯づくりからスタート。
耐火レンガを用いて、作品が一つ入るくらいの小さな窯を、班ごとに組み立てます。
楽焼は、電気窯やガス窯等で焼成する作品づくりとは異なり、独特な焼き方で作品を焼成します。

楽焼実習はまず窯づくりからスタート。
耐火レンガを用いて、作品が一つ入るくらいの小さな窯を、班ごとに組み立てます。











窯を組み立て終えたら次の工程へ。
普通の焼成の場合、窯の中に作品を詰めてから温度を上げていきますが、楽焼の場合は作品を詰める前に、窯の中に薪をくべて火を焚き、窯の水分を飛ばして温度を上げる「捨てあぶり」を行います。


窯が焼成できる温度まで達したら、いよいよ作品を入れます。
こちらは焼成前の作品。どんな仕上がりになるのかは、焼いてみてのお楽しみです。










窯に炭を入れ、その上に素焼きの板を置いてから作品を入れ、蓋をして釉薬が解けるのを待ちます。
作品が窯の中で輝きだしたら、焼成完了状態になります。
釉薬が解け、窯から引き出した作品は外気に触れ、釉薬は酸化の発色になります。還元の発色にするには、蓋つきの容器(サヤ)に新聞などを入れ火をつけ、作品を入れて蓋をします。
窯に炭を入れ、その上に素焼きの板を置いてから作品を入れ、蓋をして釉薬が解けるのを待ちます。
作品が窯の中で輝きだしたら、焼成完了状態になります。
釉薬が解け、窯から引き出した作品は外気に触れ、釉薬は酸化の発色になります。還元の発色にするには、蓋つきの容器(サヤ)に新聞などを入れ火をつけ、作品を入れて蓋をします。











作品完成!

今年は光沢のある釉薬が人気だったようで、煌びやかな作品も多くみられました。

同じ釉薬を掛けていても、全く違った色や質感になることもあるのが、この楽焼実習の面白いところです。予想を超える出来の作品に、学生たちも見入っていました。
作品完成!

今年は光沢のある釉薬が人気だったようで、煌びやかな作品も多くみられました。

同じ釉薬を掛けていても、全く違った色や質感になることもあるのが、この楽焼実習の面白いところです。予想を超える出来の作品に、学生たちも見入っていました。