社会活動Ⅰの一環で、南丹市美山町かやぶきの里にて行われた「収穫祭」にTASK生が参加してきました。

メンバーは1年生の学生16名。 美山にお住まいの皆さんの指導を受けながら、伝統農法にのっとって稲刈り～稲干しの作業をやり遂げました。

 

朝のかやぶきの里はまだ霧が立ち込めています。まずは収穫の説明を受けます。

 

鎌で刈り取る作業もたいへんですが、稲木干しのための結束作業にも力が必要です。

 

お昼係が炊飯とおにぎり作りを担当しました。

 

実は、作業効率をあげるため稲刈り＆結束機も使用しました。農業機械の便利さを痛感しました。

 

稲木干しが完成し記念撮影 。

幅20メートル、7段の稲木が組み上がりました。

実は美山町は9月の台風により土砂崩れや断水が続いています。今回も水の確保が難しいなか、TASK生を迎え入れていただきました。

背景に映る茅葺屋根の住居は、国の伝統的建造物群保存地区に指定されています。今回の伝統農法による収穫も、かつては日本のあらゆる地域でみられた収穫期の景観を再現する試みです。

分野は違えども、「伝統」を残し・育む努力をされている美山の皆さんとの活動が、これからのTASKでの学びに繋がるといいですね。