2019年「今年の漢字」 揮毫する和紙を本校和紙工芸専攻が制作


毎年12月12日の「漢字の日」に発表される「今年の漢字」に、「令」が選ばれました。

「漢字の日」は漢字への関心・理解を深めると同時に、日本文化への認識を深める日として制定されました。
毎年、全国公募によりその年の世相を表す漢字一字を発表することで、一年を振り返りながら、漢字に込められた奥深い意義を認識する機会を創出されています。

今回、「令」が選ばれた理由としては、
日本の古典から初めて出典された元号である「令」和が、日本の伝統文化を再認識するきっかけとなったことや、
新元号「令」和に、新時代の希望を託した年であったこと。
また、法「令」改正による消費税増税など、この「令」が命じる、または、きまり・おきての意味で使われたことなどが挙げられました。


また今回は、「今年の漢字」が始められて25年目の節目の年ということで、揮毫する紙にぜひ京都の手漉き和紙を使いたいと、公益財団法人 日本漢字能力検定協会様より京都伝統工芸大学校の和紙工芸専攻に制作をお声がけいただきました。

いつもの授業で制作している和紙と比べると、6~8倍と全く経験のない大きさに学生も不安一杯でしたが、和紙工芸専攻の先生方の指導の下、4人で息を合わせて漉桁を扱い制作しました。

「自分たちが制作した和紙が清水寺様に奉納され、今後多くの皆さんに見ていただけることは大変うれしく思います。今回、このような貴重な経験をさせていただきありがとうございました。」と学生たち。
今後の制作活動の大きな励みとなりました。
また今回は、「今年の漢字」が始められて25年目の節目の年ということで、揮毫する紙にぜひ京都の手漉き和紙を使いたいと、公益財団法人 日本漢字能力検定協会様より京都伝統工芸大学校の和紙工芸専攻に制作をお声がけいただきました。

いつもの授業で制作している和紙と比べると、6~8倍と全く経験のない大きさに学生も不安一杯でしたが、和紙工芸専攻の先生方の指導の下、4人で息を合わせて漉桁を扱い制作しました。

「自分たちが制作した和紙が清水寺様に奉納され、今後多くの皆さんに見ていただけることは大変うれしく思います。今回、このような貴重な経験をさせていただきありがとうございました。」と学生たち。
今後の制作活動の大きな励みとなりました。


和紙制作の様子