TASK卒業生で京都市在住の「白銀師」上野宏樹さんが、2019年現代刀職展白銀の部で「努力賞」を受賞されました。
今回出品されたのは「ハバキ」という、日本刀の要となる金具で、
こういうようなものです。
ハバキは刀身が鞘から・鞘が刀から抜け落ちるのを防ぎ、かつ、固定する機能がある。刀身は鞘の中で棟(むね)とハバキによって支えられ、他の部分は宙に浮いている状態で保持される。 白鞘・拵えともにハバキを基本にして製作し、鐔などの各金具もハバキに依存する。 そのため、日本刀の付属金具の中で、もっとも重要な役目を持つ。 ハバキの形状は太刀ハバキ・一重ハバキ・二重ハバキに大別される。
※ WikiPedia より
建築の資材で、床に面した壁に張られる「幅木」というものがありますが、刀剣の「ハバキ」とは別物で、カタカナで「ハバキ」、漢字では「鎺」もしくは「鈨」という字を用いるようです。