卒業後の進路
その技の前に、道は開ける。本校から、無限に広がる可能性。
独創性を頼みに自分の表現を世に問う新進気鋭のアーティスト。用と美を追求したプロダクトで、新しいライフスタイルを提案するデザイナー。感性とセンスで見る人や使う人に幸せを与えるクラフトマン。日本の匠の技を受け継ぎつつ、より洗練された技を次代へつなぐ工芸士。未来の創造者、つくり手を育むインストラクター。また近年では福祉施設でものづくりの楽しさを伝えたり、国境を越え、ものづくりを通じて社会貢献を果たすなど、福祉やボランティアの領域にまでその活躍の場は拡大しています。本校であなたが身につける、確かな技の前には、無限とも呼べる可能性が広がっているはず。さあ、遠慮することなく自由に夢を描いて、本校で学び始めませんか。その夢が大きければ大きいほど、あなたのものづくりに対する熱意も高まるはずです。
卒業後めざせる職業・業種
就職 EMPLOYMENT
| 企業・工房 |
|---|
| プロダクトデザイナー |
| アクセサリーデザイナー |
| 陶器デザイナー |
| 家具デザイナー |
| 照明デザイナー |
| 玩具デザイナー |
| インテリア雑貨製作 |
| 体験教室インストラクター |
| ガラスアート製作 |
| モデラー |
| 木工職人 |
| ろくろ師 |
| 絵付師 |
| 文化財修復士 |
| 金箔押 |
| 貴金属製造 |
| 彫金・鍛金職人 |
| 七宝焼製造 |
| 漆器製作 |
| 仏師 |
| 蒔絵職 |
| 竹材加工 |
| 石材加工 |
| 手漉き和紙職人 |
| 宮大工 |
| 刃物製造 |
| 染職 |
| 京くみひも製造 |
| 和傘職人 |
| 京扇子製造 |
| 研究機関・美術館・画廊 |
|---|
| 研究員 |
| 美術館学芸員 |
| 美術画廊スタッフ |
| 公的機関 |
|---|
| 国家公務員 |
| 地方公務員 |
| 文化施設スタッフ |
| 教育機関 |
|---|
| 学校教員 |
| 養護学校講師 |
| 福祉施設 |
|---|
| 障害者指導員 |
| 技術指導員 |
独立・その他 INDEPENDENCE&ETC
| 独立作家活動 |
|---|
| 陶芸家 |
| 彫刻家 |
| 蒔絵作家 |
| 和紙作家 |
| 仏師 |
| クラフト作家 |
| 家具デザイナー |
| アクセサリーデザイナー |
| ジュエリーデザイナー |
| 漆工芸作家 |
| 竹工芸クリエイター |
| 体験教室経営 |
| ボランティア活動 |
|---|
| 青年海外協力隊 |
進学 NEXT STAGE OF EDUCATION
| 大学・大学院 |
|---|
| 芸術系大学 |
| 国立大学大学院 |
| 研究機関 |
|---|
| 研修生 |
内定者インタビュー
今年卒業した先輩たちは、どんな就職活動をしていたのでしょうか。
お店で販売できるような魅力ある作品づくりをしていきたい。
北海道森高校(北海道)出身
4年間陶芸と向き合ってきましたから、陶芸に関わる仕事、できれば自分の作品づくりもできるところを希望していました。内定をいただいた会社では陶器製造・卸から陶芸教室まで多岐にわたる事業を展開しています。私も陶芸教室のアシスタント業務など、いろいろな仕事をすることになります。個人の作品づくりも応援してくださる環境が整っているので、お店で売れるような魅力ある作品づくりができるようになりたいですね。
めざすは京都の仏具界を牽引できるような伝統工芸士。
花園大学文学部出身
入学当初から仏具に興味があり、特に塗りの仕事をしたいと考えていました。寺院用京仏具・寺院内装漆塗りを主な業務とする平城漆工は下出教授にご推薦いただき、工房実習を経て正式に働かせていただくことになりました。職場には伝統工芸士の方もおられますし、学んできた蒔絵の技術を生かしながら、さらに磨いていける職場だと思います。将来の夢は京都の仏具界を背負えるような一流の職人になること…そのためにも、伝統工芸士をめざして地道に修行に励んでいきます。
就職活動成功のカギは、積極的な姿勢と思い切りのよさ。
大手前大学人文学部出身
内定をいただいた松本明慶工房智彩堂は仏像彫刻工房の彩色部門です。漆の技術を役立てることができることと、若い方が多く働きやすい雰囲気であることが決め手となりました。特殊な職種でも学校指定求人があるのもTASKの強みですね。就職活動には、積極的な姿勢と思い切りのよさが必要だと思います。百聞は一見に如かず…企業や工房へも積極的に出かけて自分の目で確かめるべきです。目の前のことに集中し、早く仕事を覚えて一人前になるのが目標です。
高校、大学、TASKで学んだすべてを活かせる仕事に可能性を感じています。
多摩美術大学美術学部出身
高校ではデザイン科、大学では美術学科で学び、4年間彫金教室にも通っていました。TASKに入学したのは、しっかりとしたものをつくりたいと強く感じたから…。2年間、金属工芸を学んでいくうえで、小さな細工が好きであることを実感するようになりました。内定をいただきました(株)俄は京都でジュエリーの制作・販売をする会社で、もともとジュエリーに興味があり、京都モダンというコンセプトがおもしろかったので就職試験を受けました。(株)俄では制作だけではなく総合的な仕事をする人材を求めておられたようです。面接2回、実技、筆記としっかりとした入社試験を受けましたが、特に面接では大学の卒業論文「仏像の瓔珞…仏様とジュエリー」というテーマに興味を持っていただいたようです。高校ではデザインを、大学では美術について学び、TASKでは金属工芸の技術を磨いてきたすべてが生かせる仕事に大きな可能性を感じています。仕事を通じていろいろなことを学びながら、満足できるものをつくっていけたらいいですね。
京都の竹の世界を学びながら、竹の新しい可能性を模索していきたい。
工芸高校(大阪府)出身
工芸高校でプロダクトデザインを学んでいたので、芸大に進むことも考えていました。TASKに興味を持ったのは卒業作品展を見て、その技術の高さに感動し、体験入学で竹の魅力に引きつけられたからです。竹という素材をほとんど知らず、割って材料にする工程も新鮮でしたね。専攻していた丸竹の技術を生かせる仕事を希望していたところ、先生の紹介で工房実習でお世話になった(株)竹定商店に内定をいただくことができました。就職活動としては7社ほど回ったのですが、自分が働く姿を1番イメージしやすい会社でもありました。京都竹材商業協同組合にも加盟していることから、京都の伝統工芸の世界を学んでいくことができるのも魅力です。入学当初は伝統工芸としての竹を堅く考えていましたが、3年間、竹を通して手を動かしているうちにイメージが広がってきました。とはいえ、まだまだ竹の個性を生かしきれていないと思うので、今後は竹の新しい可能性を提案できるようなものをつくっていくのが目標です。
紙漉きと染色機織りを融合させた、素敵なものを新しく創り出していきたいですね。
聖セシリア女子高校(神奈川県)出身
京都・大原の自然から採られた天然染料や栽培した藍を染料として抽出。栽培した木綿、雑草から繊維をとった織物に草木染めで製品づくりをしているのが内定をいただいた大原工房です。TASKでは4年間和紙工芸を勉強しながら、職人としての礼儀や生き方なども学ばせていただきました。入学当初からさまざまな紙漉きの産地には見学に行っていたので、最初は和紙業界での仕事を探していました。染色業界に関しては4年生になってからインターネットで調べたり、インターンシップに行かせていただきその魅力を実感していきました。染めに関する専門的な知識が学べるところや化学染料を使わず、天然素材にこだわっていることころにも惹かれましたね。働き始めても、全くの未経験ですから一から勉強して仕事を覚えていかなければなりません。将来は、TASKで学んだ紙漉きと染色機織りを融合させて素敵なものを新しく創造していきたいですね。いろんなものを見て聞いて、どんなことにも積極的に取り組んでいきます。


