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フランス

#01Ècole Camondo

エコール・カモンドと連携、交換留学を実施。

フランスのプロダクト・インテリアデザインの学校「エコール・カモンド」。TASKを含む二本松学院は2019年に同校と連携協定を締結。文化交流を目的とした交換留学を実施しています。

Paris to KYOTO

エコール・カモンドの学生がTASKに短期留学。茶道や伝統工芸を体験しました。竹工芸・金属工芸を体験した学生たちは、日本のものづくりに感心し、この体験を今後の勉強につなげたいと決意を新たにしていました。

KYOTO to Paris

TASKの学生がエコール・カモンドに短期留学。日仏の混在のチームを結成して、それぞれの学びを生かしたワークショップを実施。工房や美術館見学などにも出かけ、楽しみながら刺激のある時間を過ごしました。

Student'SVoice

新村 真規人

陶芸専攻・工芸コース 3年生/
明治大学出身

最初に衝撃を受けたのは現地学生のアイデア。
留学で数々の刺激を受け、大きく成長できました。

2年次にエコール・カモンドへ短期留学した際、まず驚いたのが現地学生の優秀さです。文化的な背景や意味づけなど、自分とは異なる切り口からアイデアが生まれ、そのレベルにとても刺激を受け、勉強になりました。今ではデザインの発想力や考え方も大きく変わり、海外からの目や使用者、周囲の人を考えながら制作できるようになるなど、留学体験で成長できたと実感しています。

留学先では美術館やアトリエ、工房などを訪問し、直接目で見て雰囲気を感じられたのも収穫でした。特に宝石・宝飾や、フランスの磁器であるセーヴル焼の工房では現場の職人の姿勢や息づかいを間近に感じ、陶芸家をめざす自分にとっても参考になりました。将来的には留学の経験を活かし、作陶した陶芸品を海外の展示会で出品することが目標です。自分の世界が海外にまで広がった、有意義な留学生活を過ごすことができました。

木の部分には日本の伝統である麻の葉文様を

短期留学中に使っていたノート

フランスの工芸の工房見学も

地元のお店に行ったりと海外生活を満喫

#02Ècole Boulle

フランス最高峰の「エコール・ブール国立工芸学校」と連携。

本学院の高い技術力と教育方針に共感されたフランス最高峰の「エコール・ブール国立工芸学校」より、技術交流の申し出をいただきました。それを受け、2011年10月、京都府知事の立ち会いのもと、フランスの工芸振興組合「アトリエ・アール・ド・フランス」とともに連携協定を締結しました。

Paris to KYOTO

TASK×Ecole Boulle合同作品展を
京都伝統工芸館で開催。

合同作品展「SYMPHONY(調和)」が付属施設の京都伝統工芸館で開催され、本校の卒業作品31点を含む60点の作品が展示されました。本校の工芸クリエイターコースの学生が中心となってポスターなどを制作し、フランスからの留学生とともに協力して展示を行いました。

KYOTO to Paris

短期留学で文化交流。
互いに刺激し合い高め合う貴重な体験。

エコール・ブール国立工芸学校との交換留学も実施。フランスに1ヶ月滞在する短期留学では、現地の陶芸工房見学などを通して最高峰のものづくりに触れるなど、実り多い時間を過ごしました。
またエコール・ブール国立工芸学校の学生もTASKへ来校。陶芸や竹工芸、漆工芸、木彫刻、そして紙漉きや書道などの体験や作品も制作し、親交を深めてきました。

Graduate'sVoice

フランスで活躍中のTASK卒業生
河村ナタリー薫さん来校!

ナタリーさんは、陶芸の本場で学びたい、母の生まれ育った国を知りたいと20歳で来日し、TASKに入学。
卒業後、兵庫県の淡路島でさらに腕に磨きをかけ、2016年からフランスで陶芸アーティストとして活動しています。

現在は自分のアトリエを開いて作陶活動をしています。作っているのは釉薬で加飾した花瓶・器・壁掛け。筆を使わずに柄杓などを使って絵のように表現するのが私のスタイルです。
今回は陶芸専攻の穴窯プロジェクトに参加しました。私がTASKに通っていた頃は穴窯はなかったので、今の学生たちがうらやましいですね。この施設をフルに活かして、がんばって欲しいです。
今回の体験を通じて学生や先生と陶芸について語り合うことができました。また機会があれば、みなさんとお話ししたいです。

河村ナタリー薫陶芸専攻/2012年卒業